ライフル射撃競技
今、所持しているライフルは、Feinwerkbau Model 300S
Super-Match(エアライフル)、アンシュッツ Model
1407 コンチネンタル(SB)の2丁です
ピーク時は、エアライフル2丁、SB、ピストルと4丁所持していました
上記の銃は、精度、構造、使用弾丸ともに、玩具店に売っているエアガン(ガスガン)とは全く別の物です
射撃をやってますというと、危険じゃないですか?とよくいわれます
なぜなんでしょう?
銃自体は勝手に弾が出ることはないし、弾も故意に衝撃を与えたり、火の中に放らないかぎり危険はないです
射撃は射撃場以外ではできませんし、射撃場では標的以外に銃口を向けることはありえません
永く標的射撃をしていますが、事件事故は聞いたことありません(狩猟は別ですね)
他のスポーツよりずっと安全だと思います
銃は単なる道具にすぎません
以前、朝日新聞襲撃時にニュースで久米宏が、日本で散弾銃の許可なんかなくせばいいと発言していました
これは、銃に対する偏見だと思います
事件は、銃が悪いのではなく銃を使った者が悪いのです
親を金属バットで殴って殺してしまった少年の事件の時、金属バット発売禁止しろとはだれも言いません
道でゴルフの素振りをしていて、主婦を傷つけた事件の時も、ゴルフクラブの購入規制はありません
包丁で人を刺す事件があっても、包丁が許可登録制になることはありません
しかし、銃を使った(玩具銃を含む)事件があると、まず、銃があるからいけないと言うことが必ず言われます
これはなぜかというと、それぞれのホントの用途を理解しているからです
金属バットが野球の為にあり、ゴルフクラブがゴルフの為、包丁が料理のため、銃は標的射撃のためにあると私は思います
日本で行われているライフル射撃競技は下記のような種目があります
エアライフル(空気銃)競技(AR) |
4.5mmの鉛弾を使用し、10m先の標的に向かって射撃します
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エアピストル(空気けん銃)競技(SAR) |
射撃距離、使用弾丸ともにエアライフルと同じです
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エアハンドライフル(片手撃ち空気銃)競技(HR) |
日本独特の競技です
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スモールボアライフル(小口径銃)競技(SB) |
射撃距離は50m、弾は22口径(5.6mm)のリムファイヤ・ロングライフル弾を使います
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ランニング・ターゲット(移動標的)競技(RT) |
射撃距離は50m、弾丸はSBと同じです この競技だけは日本クレー射撃協会の所管となっているらしく、これ以上の詳細は不明です
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ラージボアライフル(大口径銃)競技(LBR) |
射撃距離は300m(日本の場合、射場の事情で、50m、100m、150m、200mもあるようです)
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学連でのライフル競技種目は、エアライフルと、スモールボアライフルだけです
あとは、都道府県ライフル射撃協会、又は日本ライフル射撃協会の主催大会です
たまに、ドラマや漫画などで片目をつぶってライフルをかまえているシーンがたまにありますが、実際には両目で照準します
(1)片目を閉じるということは、意識して閉じるわけで、筋肉と神経の緊張をもたらし視力の低下をもたらします
(2)片目を閉じることにより、もう片方の眼球にも圧力が加わり光の屈折が変わり、目が早く疲れます
(3)片目を閉じると、瞳孔が開いてしまいます
瞳孔は連動するので、照準しているの目の瞳孔も開いてしまい映像の鮮明度が低下してしまいます
よって、両目を開けたまま、片方の目に集中して照準するか、光を通す目隠し板を使用します